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Channel: 千の風になって
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歌舞伎鑑賞の翌日

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あでやかな歌舞伎の余韻を愉しみながら、
八重洲口近くのホテルに泊まりました。
翌朝、まだあまりお店も開いていないうちに日本橋まで歩いてみました。

・・ビジネスマンが行きかう日本橋を眺めながら・・・三越前の「スターバックス」で朝食です







ここが五街道(東海道 中山道 甲州街道 奥州街道 日光街道 )の起点となった所ですね


お江戸日本橋♪〜〜七つ立ち〜〜♪


地下鉄の壁に貼ってあった絵

昔の絵の中での日本橋は太鼓橋のように描かれています。

今は、橋の上を首都高速道路が天井のように覆っていて、あまりいい景観とは言えませんでした。




この首都高速道路、ずっと先まで川の上を覆っているようです。



東京オリンピック開催の時、首都高速道路の建設が急務で、
用地の取得が楽な川の上に高速道路を作ったと云うことです。



橋のたもとに、「魚市場発祥の地」の碑が立っていました。


ここが魚河岸だったのが、震災後、築地に移転したそうです。

この「日本橋川」の水路を使ってたくさんの品物が流通し、おおいに賑わったことでしょうね!
江戸時代の三井越後屋呉服店が、日本で一番古い百貨店「三越」となったそうです。



ちょっとパリの街角みたいです!
「三越」は入りましたが、今回は買い物はタブーです。
1階だけを、キョロキョロ見ながら通り抜けました。(がまん!がまん!)

橋の「日本橋」の文字は最後の将軍「徳川慶喜」が揮毫した文字だそうです。





そして、そして「麒麟の翼」なんですが、ちっとも知らなかった。



近くのおばさんが、あっち側の「麒麟の翼」が小説に出てくる麒麟の翼だよと教えてくれる
えっ何? 東野圭吾の推理小説? あ〜読んでないけど、知ってる!
あのタイトルは、ここの「麒麟の翼」のことなのね〜?
橋の中央にあって、変な動物像だなぁって見て通り過ぎたけど・・・

麒麟に翼があるのは、この日本の中心から、日本中に飛び立っていけるという意味があるとか・・・
この小説、読んでみようっと・・・

そのおばさん、夏目漱石の碑の場所も教えてくれる。
そこは教わらなくても見に行く予定だったよ…・・・とも言えず、お礼を言って別れる。



夏目漱石の小説「こころ」「三四郎」に日本橋の料理屋さんがたくさん出てくるとか
漱石もかなり通ったことでしょう

さてゆっくりはしてられない・・・

三越前から東京メトロ銀座線に乗って浅草まで



浅草吾妻橋から水上バスで隅田川を下って浜離宮へ行ってきました。


両岸の景色を見ながら、歴史ある説明が興味深くって、楽しい船旅となりました。




しかし、ここでカメラのバッテリーが無くなってしまった!!!
オーマイゴッド! 東京サ行くのだからと、油断しましたね。
そんなに撮らないさ・・・充電器なんていらないわって思ったような〜〜忘れたような〜

ここから、携帯電話のカメラ機能のお世話になることに〜
でも液晶画面が光ってしまって真っ暗・・
何にも見えないけど、あっち方面に向けて、ガシャ!
大体で、こっちに向けてガシャ!  歪んでま〜す!

浜離宮は素晴らしかったです。

「将軍お上がり場」 
大河ドラマで次回、徳川慶喜は大阪から逃げ帰って? ここに着くのですねえ!




のんびり将軍のお庭を歩きながら・・・・高いビルと古風なお庭が映えるねえって・・・









レストランでもあるのかと思ったら、小さな売店があるだけ・・・
アンパンとアイスクリームで昼食の代わりです
でも、景色と心地よい風がご馳走…・・・やせ我慢

大手門を出て、電通本社の立派な地下道?を通り抜けて、
新橋駅まで歩いて山手線で有楽町までーーー

次の目的は「三菱1号館」で開催されている「クラークコレクション」です。

ちょうど三時!
「三菱1号館」手前の角にパパスのお店を発見、ショップの奥にカフェがあったので、
重厚な雰囲気に惹かれ Papas CAFÉ でケーキセットをいただく



マンゴウケーキのマンゴウが素晴らしく美味しかった
もちろんお紅茶も美味しく、たっぷりあって、ゆっくりできました。


そして「三菱1号館」へ・・・・ どこが入口?




案内に沿ってビルの間を抜けると、あら〜 いいお庭が!



バラが咲き乱れていて、いい香りがします・・・・すてきな雰囲気です!
まあ、ここでお茶してもよかったわねと云いながら、中へ

奇跡のクラークコレクション
ルノワール・モネ・ピサロ・シスレー・ドガ・セザンヌなどの印象派の作品が、
アメリカのクラーク美術館から日本に初上陸と謳われていたので、ぜひ見たいと思ったのでした。

これまで日本では目にしたことのない作品が並んでいて、
4時から6時までゆっくり見て回って、堪能しました。

さすが東京ですね! 夕方でも美術館は人がいっぱいでした!


素晴らしい「三菱1号館」の建物です。



おのぼりさんの二日間を、長々と書いてしまいましたが、
お読みくださって有難うございました。


お江戸の面白さに目覚めて、
江戸と現代が混じり合った東京見物に、また出かけたく思ったのでした。

でも二日間の遊びのつけは重く、先週はずっと頭がぼ〜!っとしていて、
なかなか疲れが取れませんでした。



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